レイザーは、グリードアイランド(GI)編でドッジボール戦の番人として立ちはだかった、作中でも屈指のフィジカル型の強キャラです。
ただの強敵ではなく、GIというゲームの「システム側」に立つ実働戦力であり、ジンの思想(試練の設計)を体現する存在でもあります。
この記事は『HUNTER×HUNTER』グリードアイランド編の核心に踏み込み、レイザーの正体・能力・ドッジボール戦の流れ・その後まで解説します。

レイザーが登場するグリードアイランド編について
グリードアイランド編を漫画のチャプターごとにあらすじを紹介しています。

こちらの記事では、グリードアイランド編を時系列に沿って整理し、解説しています。
レイザーが『強すぎ』と言われる理由
レイザーが『強すぎ』と評されるのは、単にパワーがあるからではありません。グリードアイランド編で描かれるレイザーの恐ろしさは、次の3点に集約できます。
- オーラ量と圧が別格で、同じ場にいるだけで格上だと分かる
- ドッジボールという競技の枠でも、直撃すれば壊れる威力を平然と出せる
- 念獣『14人の悪魔』を戦術的に運用し、人数・守備・回収・合体で盤面を支配する
つまりレイザーは、殴り合いが強いだけの敵ではなく『ルール内で最適な形に暴力を流し込む強者』として描かれます。
だからこそ、ゴン・キルア・ヒソカ・ゴレイヌという異常戦力が揃って、ようやく勝負が成立します。
レイザーとは何者か|海賊のボスであり『ゲームマスターの一人』
レイザーはグリードアイランド内で『海賊のボス』として登場します。プレイヤーに対しては荒々しく、最初はイベントを荒らす危険人物に見えますが、正体はそれ以上です。
作中ではレイザー自身が、グリードアイランドの運営側である『ゲームマスターの一人』だと明かします。実際、グリードアイランドのシステムに深く関与しており、ゲームの仕組みと権限に触れられる立場にいます。
さらに、グリードアイランドの名称『GREED ISLAND』の『R』がレイザーに対応していることも示されます。
レイザーの能力|念獣『14人の悪魔』と合体『No.13』
レイザーの能力を一言でまとめるなら『戦力を分割して使える』です。彼は複数の念獣を使役し、試合や状況に合わせて配置します。これがドッジボール戦で活躍します。
『14人の悪魔』は単なる手下ではない
レイザーの周囲には『14人の悪魔』と呼ばれる存在がいます。外見上は手下のように振る舞い、実際に試合にも参加しますが、重要なのは彼らがレイザーの戦術の一部として機能する点です。
ドッジボールでは、ボールの回収、守備、パス回し、捕球など、勝負の根幹を『悪魔』たちが担います。
合体『No.13』で質を一段引き上げる
さらに厄介なのが合体です。レイザー側は『悪魔』を合体させて『No.13』という巨大な戦力を作り、試合の局面を変えます。分割して盤面を押さえ、必要な場面で合体して質を上げる。この切り替えが、レイザーの『能力』を強者たらしめています。
ドッジボール戦で分かるレイザーの『強さ』
レイザー戦の本体はドッジボールです。ここでは全展開を細かく追うのではなく、レイザーの強さが示される場面に絞って整理します。
序盤|一球の威力が『競技』の範囲を逸脱している
レイザーの投球は、当たればけがをする以上の威力として描かれます。受ける側は『捕って返す』以前に『受けた時点で身体がもつか』を考えなければならず、ドッジボールの前提が成り立ちません。
中盤|ゴン・キルア・ヒソカが揃ってようやく勝負になる
レイザー戦は、誰か一人の才能でひっくり返せる戦いではありません。
- ゴンは『硬』と『ジャジャン拳』で受けと反撃の核になる
- キルアは受け・回避・連携の精度を上げ、ゴンの一撃を成立させる
- ヒソカはバンジーガムで『捕球』と『返球』の常識を変え、勝ち筋を作る
これだけ揃っても、レイザーは押し返してきます。
終盤|勝っても格が落ちない『負け方』
終盤、ゴンの一撃はレイザーに届く領域まで上がりますが、それでも『正面から力でねじ伏せた勝ち』にはなりません。最終的には、ヒソカのバンジーガム運用が勝負を決め、レイザーが『ボールに絡め取られたまま』場外へ押し出される形で決着します。
ジンとの関係|なぜレイザーはグリードアイランドにいるのか
ドッジボール決着後、レイザーはゴンに対してジンのことを語る流れに入ります。ここでレイザーは、単なるイベントボスではなく『ジンの用意した試験官』の側面をはっきり帯びます。
つまりレイザーは、ゴンにとっての『攻略対象』であると同時に、『ジンへ近づくための関門』でもあります。グリードアイランド編でレイザーが異様に存在感を放つのは、彼が物語の目的地に直結する人物だからです。
死亡した?その後は?|結論だけ整理
結論:レイザーは死亡していません。
ドッジボールで敗北した後も会話が続き、グリードアイランドの運営側としての立場が示されます。
レイザー重要回一覧
レイザー関連の流れを掴むなら、次の話数を押さえると読み返しが速いです。
| 話数 | 要点 |
|---|---|
| 第145話 | レイザーが『ゲームマスターの一人』であることが示唆され、グリードアイランド運営側としての立場が強調される |
| 第156話〜第168話 | 海賊イベントからドッジボール戦本編まで。『14人の悪魔』と合体『No.13』、ヒソカ・ゴン・キルア・ゴレイヌの連携が噛み合う |
| 第169話 | 決着後、レイザーがゴンにジンの話をする流れへ |
| 第184話 | 『GREED』の文字がゲームマスターのイニシャルに対応し、『R=レイザー』が示される |
